外構工事の仕事とは?駐車場施工の仕事内容や求人情報について解説

外構工事の仕事とは?駐車場施工の仕事内容や求人情報について解説

普段何気なく目にしている駐車場ですが、どのような施工が行われているのがご存知の方は少ないのではないでしょうか。一見単純そうに見える駐車場の施工ですが、実は職人の技術によってその仕上がりに大きな差が生まれます。

今回は、外構工事の中でも、駐車場施工の仕事内容や、求人情報をご紹介します。

1. 外構工事の中でも、駐車場工事とは?

ここでは、外構工事の中でも、駐車場工事の仕事内容についてご紹介します。

1-1. レベル測定

一番はじめに、測定機器を使いながら、傾斜や高さなどを決定します。ここで決めたレベルに沿って工事を行うことになるので、とても重要な部分ともいえるでしょう。駐車場は、ある程度の傾斜をつけることによって、車の乗り入れのしやすくしたり、雨水の排出をスムーズに行ったりする仕組みになっています。適切な勾配でない場合には、水が溜まって滑りやすくなったり、転倒につながったりするため、注意が必要です。

1-2. 土の掘削と残土処分

次に、駐車場の部分と、周りの地面との段差を無くすために、ユンボという重機を使って掘削を行います。掘削したスペースは、のちに砂利やアスファルトなどの素材を敷き詰めるスペースとなります。たとえば、砂利を敷き詰める駐車場であれば5cm程度、アスファルトの駐車場は10cm程度、コンクリートの駐車場は20cm程度を掘削する必要があります。

残土については、自治体によって定められている額を支払った上で、決められた方法で処分を行います。

1-3. 砕石(下地材)の転圧

次に地盤を固めるために、砕石を敷き詰めて、プレートと呼ばれる転圧機で締め固めていきます。アスファルトやコンクリートの駐車場では、この部分は土台となりますが、砕石を表面に使用する砂利駐車場では、多くの砕石を敷く必要があります。また、大型の駐車場の場合には、プレートではなくロードローラーを使用することもあるでしょう。

この工程を念入りに行うことで、その後コンクリートを打設した際に、陥没や割れなどが起きることを防ぐことが可能です。

1-4. アスファルトを施工する

アスファルトの駐車場にする場合には、下地の上からアスファルト合板を敷き詰めて、さらに転圧していきます。作業を行っている間のアスファルトは、150℃もの高温になりますが、50℃程度まで冷やすことで駐車場として使用することが可能になります。

1-5. コンクリートを施工する

コンクリートの駐車場にする場合には、下地の上から型枠を設置します。この型枠というのは、地震などでコンクリートがひび割れてしまうトラブルを避けるために施工する枠組みのことです。この型枠の通りにコンクリートが固まるため、歪みや曲がりに気をつけて設置しなければなりません。

型枠を設置したら、さらに強度を高めるために、ワイヤーメッシュという鉄製の棒を網目状に組み込んだものを敷き詰めていきます。コンクリートの駐車場には、重さ1トン以上の負荷がかかってしまうことも少なくありません。荷重によって、コンクリートが割れたり陥没したりを防ぐために欠かせない工程です。

土台がしっかりと完成したら、最後にコンクリートを流し込み、均し作業で表面をきれいに仕上げていきます。均し作業は、2回以上行われるのが一般的です。職人の手作業による重労働でもありますが、回数を繰り返すごとに仕上がりがよくなるといわれています。

2. 外構工事の求人に応募したい!

駐車場工事などは、エクステリアや一般建築を行う建築会社によって施工が行われます。
ここでは、求人情報に応募する上で知っておきたいことをご紹介します。

2-1. 左官に挑戦したい!

コンクリートの駐車場を施工する上で、職人の腕の見せ所となるのが、コンクリートを均す作業です。この作業は、左官と呼ばれる職人によって行われます。「コテ」という道具を使用して、壁や天井、床などを作ったり、ブロック塀などをモルタルで固めたりすることもあります。左官の仕事には技術や集中力が必要になるため、根気よく修行を続けられる人に向いているでしょう。

また、効率の良さも大切ですが、クオリティに対するこだわりも大切です。センスを磨きながら、少しでも仕上がりをよくするために向上心を持って取り組める人にはぴったりの仕事です。

2-2. ロードローラーを運転したい!

駐車場の施工に欠かせないロードローラーを作業で運転するためには、締固め用機械運転者という免許を取得しなければなりません。また、公道でロードローラーを動かすためには、大型特殊自動車免許が必要になります。

駐車場の施工だけでなく、さまざまな建設現場で使用されることから、よりフレキシブルに能力を活かすことが可能です。未経験の方は、働きながら資格の取得を目指すのがおすすめです。

3. まとめ

まとめ

今回は、外構工事の中でも、駐車場の施工について、それぞれの作業工程を詳しくご紹介しました。各工程で、職人や作業員の技術が必要な作業であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。興味のある方は、建設会社の求人情報を探してみるのがおすすめです。

千葉県佐倉市にあります「サンスダ建設株式会社」では、一般作業員・重機オペレーター・土木建築技術者などを広く求めています。未経験の方でも、学びながら資格が取得できるようなサポート体制が整っているため、心配は必要ありません。まずは、弊社HPの応募フォームから、お気軽にお問い合わせください。

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